デザイン 東京 西嶺町
 
 
グランツ コラム
   
 

 
 
 

グランツEYE(アイ)はきらめきを感じとる心の目を表しています。
仕事や日常を通じて感じる事や出来事をグランツEYE(目線)で綴るコラムページです。社名である『GLANZ』とは"きらめき"を意味します。"きらめき"を感じとる心を大切にしたい。そんな気持ちのもとに生まれたページです。

   




パリの街はどこを切っても絵になる。悔しいほどお洒落だ。何だか自分もその中にいると洗練されたような気分になる。私はとうに止めたがタバコは治外法権でポイ捨ては普通、吸い殻やメトロのチケットなど道ばたは驚くほど汚いのにそれさえも絵になるから不思議だ。パリの街はどこか猥雑とした大人のエロスを感じる。歩いていると街のあちらこちらに物語を感じるのだ。私は言葉もできないのに(英語やフランス語)一人自由な時間を作ってホテル付近を散策し郵便局に行って絵ハガキを出す事にした。ポストはすぐに見つかったが郵便局がない。ポストは雑誌で見た黄色いものだった。途中、郵便局の車を発見!(これも黄色)片言の英語で訪ねると、すぐ近くだと言う(口ぶりでそう感じた)。僕は言葉の通じない街を郵便局を目指して歩いた。このちっちゃな冒険は旅には絶対に不可欠だと思う。私はわくわくして郵便局の窓口で日本にハガキを出したいから切手が欲しいと訴える。ちゃんと通じたらしい。旅は自分の足で歩いてこそ旅。記念にフランスのポップなグラフィックの切手シートを購入。自分だけの宝物を見つけたような気分になった。

 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
     
     
     
パリ紀行は1回3話で    
全2回で掲載いたします。    
お楽しみに!!     コラム 戻る コラム 次へ  
     
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