グランツEYE（アイ）はきらめきを感じとる心の目を表しています。
仕事や日常を通じて感じる事や出来事をグランツEYE（目線）で綴るコラムページです。社名である『GLANZ』とは"きらめき"を意味します。"きらめき"を感じとる心を大切にしたい。そんな気持ちのもとに生まれたページです。

最近の私達の生活は何か留まる事が許されないがごとく前へ前へと押し流されているように感じる。たとえば今あなたが見ているこの画面のパソコンなどそんな気にさせられないだろうか。メーカー側は次々とバージョンアップを繰り返し中に取り込むソフトさえも「旧システムでは使えません。バージョンアップをお薦めいたします。」「ご使用のシステムでは使えません。アップグレードしてください。」とくる。まるで留まる事は悪のようで次々と新しく変容していく事が善のように感じさせられてしまうのだ。確かに新しいものは良い。機能もアップして見栄えも良いし、所持することで優位性も感じるからだ。極端な言い方をすればついてこれない古いものはどんどん排除していく考えのように読み取れる。つまり私は古いままで良いのだと自らが選択したとすると取り残され孤立してしまうのだ。システムはどんどん私達の生活に浸透し私達人間を侵食し初めている。私が感じていることは大袈裟だろうか。いいやこの社会は何かおかしいぞ。そう思いません？？便利、効率の果てに何が待っているんだろうか。