デザイン 東京 西嶺町
 
 
グランツ コラム
   
 

 
 
 

グランツEYE(アイ)はきらめきを感じとる心の目を表しています。
仕事や日常を通じて感じる事や出来事をグランツEYE(目線)で綴るコラムページです。社名である『GLANZ』とは"きらめき"を意味します。"きらめき"を感じとる心を大切にしたい。そんな気持ちのもとに生まれたページです。

   


阿蘇の自然の中でワタシ



先日ある有名なデザイナーのお話しを聞く機会を得た。氏曰くデザイナーとしてアートディレクターとして『程々』を考えた場合、『程々』とはやりきらない一歩手前の状態や何かネガティブな要素を感じてしまうが、実は『程々』とは丁度いいころ合いではないのかという。つまり、あまりに情報の多い世の中では、むしろ何か物足りないくらいが丁度よいのではないかと言うのだ。デザインをしないってことをする。しかし、そのモノについて徹底的に調べる。面白い太刀を振るう人だ。様々なモノのデザインを斬ってきた人のデザイン感、つまりデザインに型はない。ナチュラルで目の前の自然のように全てを包みこんでしまう。モノや人の個性とはもう既にそこにあるものだという。氏にとってデザインとは見つけることで生み出すことではないという。研ぎすまされた型のない人に出会った気がした。しかし氏はこう付け加える、それも一つの考えにすぎないと。とらわれるな。(心がつぶやく)デザインは私に様々な事を教えてくれる。心が今までとは別な何かを欲っしている。冷たい空気の秋空を見上げながら考える。次の扉に手は届いたのか。がしかし、私はワタシ、俺はオレ。

 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
     
     
     
     
     
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